2009年07月11日

放送第41回『ボサノヴァ 女性ヴォーカル』(1)

『高野 雲の快楽ジャズ通信〜What Is This Thing Called Jazz?』。
今回のテーマは、ボサノヴァ・女性ヴォーカル特集です。

ゲストは、シンガーソングライターの上野まなさんです。

この番組は、本日午後8時より全国52局のコミュニティFMで放送されます(その時間にあわせてブログ、アップしてます)。

ミュージックバードのジャズ・チャンネルでは、明日(日曜日)の22時からの放送。

同じく、ミュージックバードのクロスカルチャー・チャンネルでは、来週木曜日の23時より放送されます。

本日は、番組でかけたアルバムと曲をささっとリストアップしておくのみにとどめたいと思います。

コミュニティFMをお聞きの皆さんは、とにもかくにも上野まなさんの楽しいキャラとトークをお楽しみください。

詳しい解説などは、明日以降にしたいと思います。


●1曲目
ナラ・レオン『イパネマの娘』より《小舟》。
ナラ・レオン.jpg
イパネマの娘


●2曲目
アストラッド・ジルベルト『おいしい水』より《ジンジ》。



●3曲目
アナ・カラン『サン・フラワー・タイム(邦題:おいしい水)』より《おいしい水》。



●4曲目
ガブリエラ・アンダースの『ウォンティング』より《イパネマの娘》。



●5曲目
上野まな『3Hearts』より《空のキヲク》。
3Hearts.jpg
お求めは⇒こちら からどうぞ!


●6曲目
SOTTE BOSSE『エッセンス・オブ・ライフ』より《EVERYTHING》。



●7曲目
小野リサ『ナナン』より《星の散歩》。


posted by 雲 at 20:00| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ボサノヴァ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』ソニー・ロリンズ

ソニー・ロリンズ『ヴィレッジ・ヴァンガードの夜』評をアップしました⇒こちら



posted by 雲 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

ゲストに上野まなさん! 明日、明後日、来週木曜日

明日からの『高野 雲の快楽ジャズ通信〜What Is This Thing Called Jazz?』のゲストは、シンガーソングライターの上野まなさんです。

まな雲2.JPG
ピースするまなさんにつられて、私もピース
終始、まなまなパワーに引っ張られっぱなしだった私



テーマは「ボサノヴァ・女性ヴォーカル」特集。


さわやかな女性ボサ歌はもとより、
これら素敵なソングを題材に交わされるトークもお楽しみください。


まなさんトーク、恐るべし!?(笑)


まなさんのトークを聴いてみたい人は、
一足先にポッドキャスト編がアップされているので、
彼女の可愛らしい声をお聴きください。⇒こちら


このポッドキャスト編、いつもは、私とディレクター嬢とのマッタリ会話なんですが、今回は違うんだな。

まなさんとディレクター嬢、女性2人によるガールズトーク編です。

オトコの私は、この女子2人から、スタジオの外に追い出されてしまいました(涙)。

私のいない間に、収録されたポッドキャスト編、ぜひお聴きください。
上野まなファンの皆さんにとっては、お宝音声ぴかぴか(新しい)っすよハートたち(複数ハート)

ポッドキャスト編を聴くには⇒こちらをクリック!


上野まなさんのオフィシャルブログ⇒愛せますように

posted by 雲 at 22:00| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | ヴォーカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

放送第40回「ミシェル・ペトルチアーニ」(4)

番組のアフターアワーズ編では、2曲をさわりでかけましたが、後半にかけた曲は、《ワルツ・ニュー》。

聞けばすぐにわかるとおり、この曲のコード進行は《いつか王子様》です。
《いつか王子様》を裏返したようなシンプルな旋律ゆえ、はじめて聞く人も親しみを感じるのではないかと思います。

この演奏は、ウェイン・ショーター、ジム・ホールとの共演ライブ『パワー・オブ・スリー』からのナンバーですが、この曲に関しては、ジム・ホールのギターとのデュオです。



このピアノとギターとのデュオは、まるで、ビル・エヴァンスとジム・ホールの名盤『アンダーカレント』をほうふつとさせる内容ですが、



ペトルチアーニの芯のあるタッチと、シングルトーンを強調したプレイは、エヴァンスとはかなり雰囲気を異にしています。

特に、クローズアップした部分のペトルチアーニがピアノで紡ぎだすフレーズは、マイルスのグループにいたウイントン・ケリーそのもの。
きっと、ご愛敬で演奏しているのでしょうが、なんとも楽しくなってしまう箇所の一つではあります。

この『パワー・オブ・スリー』は、番組ではかけませんでしたが、かなりのおすすめCDなので、みなさん、是非聞いてみてくださいね。


posted by 雲 at 22:00| 東京 不明| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『リー・モーガン vol.3』リー・モーガン

リー・モーガンの『リー・モーガン vol.3』評をアップしました。⇒こちら
posted by 雲 at 20:00| 東京 不明| Comment(0) | TrackBack(0) | アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

上野まなさんがゲストに!

昨日、2本分の番組の収録をしてきました。

ゲストにいらしたのは、シンガーソングライターの上野まなさんです。

まな雲.JPG

いやはや、収録、とっても楽しかったです。
彼女は音楽家ではありますが、ジャズやボサに関しては、いち純粋なファンです。

なので、今回の番組の内容は、
ミュージシャン目線や、評論家目線とは一線を画した、軽やかで楽しいノリのになったのではないかと思います。

あとはディレクター嬢の編集次第ですね(笑)。

時には、ディープなジャズ関係者ではなく、「いち音楽ファン」をゲストに招くのも楽しいものですね。

そして大事なことでもあります。

もちろん、ジャズ関係者から得られる情報、会話を通して勉強になることも多く、それはそれで大変素晴らしいことではあります。

しかし、時として、「内輪言葉による内輪ウケ」で終わってしまう可能性も常に危惧する必要はあります。

ジャズの情報を発信しつづけていると、当然ながら集まってくる方たちは、ジャズマニアの方が多くなります。
これは、とてもうれしいし、とても「ラク」なことなんですよ(笑)。

なぜラクか?

それは、基礎教養というか、会話をする上での前提が両者とも共通していることが多いので、余計なことを省いた会話ができる(笑)。

プライベートでは、それも楽しいし、ラクなので大いに歓迎すべきことではあります(笑)。

しかし、初心者対象を謳っている番組である以上、マニア同士のマニアにしかわからないような内輪受け会話は、ご法度です。

だって、リスナーの皆さんは圧倒的にマニアよりも入門者やジャズにあまり興味のない人のほうが多いのですから。

そして、マニア同士の会話って、いつのまにか「ウチワにしかわからない、ハタから見ると不可解なウチワ言葉でしか話せなくなっている自己満な自分」になっていることに気付かない危険性もあります。

そんな中、たまには、「内輪言葉」の通用しない、「ジャズ的感性」に毒され過ぎていない「純粋な音楽ファン」のピュアな生声、対話は非常に貴重だと思いますし、自分の中の感性の平衡感覚を取り戻す心地よいリハビリ作業にもなるのです。

それ以上に、今回のまなさんとの会話は、まるで放課後の教室で女の子と会話をする高校生にもどったかのような錯覚に陥るほど楽しいものだったので、きっと当人同士が楽しかったのだから、リスナーの皆さんも聞いて楽しいものになっているに違いない!(笑)と思うわけです。

まなちゃんがゲストの放送は、今週土曜日、日曜日。来週の木曜日になります。
テーマは「ボサノバの女性ヴォーカル」。

お楽しみに!

すでに、まなさんのブログにもインフォメーションがアップされていますね。⇒こちら

tommyさんのレポートは⇒こちら
posted by 雲 at 22:00| 東京 不明| Comment(2) | TrackBack(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『坂本龍馬の拳銃』スガダイロー

スガダイローの新作『坂本龍馬の拳銃』評をアップしました。⇒こちら


posted by 雲 at 20:00| 東京 不明| Comment(0) | TrackBack(0) | アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

放送第40回「ミシェル・ペトルチアーニ」(3)

ミシェル・ペトルチアーニのプロフィールにふれていませんでしたね。

彼はフランスのオランジュというところででイタリア系フランス人の家庭に生まれ育ちました。

父がギタリスト、兄がベーシストという音楽一家ということもあり、また先天性の病ゆえ、スポーツができないためもっぱら関心は音楽に向けられ、習っていたクラシックピアノのレッスンに明け暮れるようになります。

その頃のアイドルは、デューク・エリントン。
幼少の折、テレビでエリントンを見てクラシックを習い始めたというのも面白いですね。
彼の強靭なタッチは、じつはエリントンの影響なのかもしれませんね。

6歳のときにモンテリマールに引っ越し。
その数年後にはダンスホールで演奏を始めるので、ピアノの腕は早くからあったのでしょう。

13歳のときに、クリウスクラ・ジャズ・フェスティバルに出演し、出演していたクラーク・テリーに認められ、その2年後、15歳のときにはケニー・クラークのバンドのツアー(の一部)に参加します。

1981年、彼が18歳のときは、人生の転機となる出来事がいろいろと起きます。
まずは、初リーダー作『ミシェル・ペトルチアーニ』の吹き込みが1つ。
さらに、テナーサックス奏者、チャールス・ロイドとの出会い。
彼はカリフォルニアに移り、エサレン研究所というところで住み込みで働きはじめますが、このときに、ロイドの奥さん、ドロシー・ダールと知り合ったことで、チャールス・ロイドと演奏活動を始めることになります。

チャールス・ロイドは、「カリフォルニアで庭いじりをしていたら、神のおみちびきによってペトルチアーニがそこに立っていた」みたいなことを言ったようですが、誇張されたネタなのかもしれないし、あるいは奥さんが連れてきたペトルチアーニがそこに立っていたのかもしれません。

ロイドとの共演、最初の舞台は、サンタバーバラのロベロ劇場。
ロイドの演奏復帰もさることながら、「ロイドに再びジャズを取り戻させたフランスの新人ピアニスト」として脚光を浴びました。

翌年はロイドとモントルーやパリのジャズフェスティヴァルに参加もしていますが、この年(81年)にペトルチアーニはアルトサックス奏者のリー・コニッツともツアーをしています。

さらに、結婚したのもこの年。
相手は、インディアン・ナバホ族出身のエルリンダ・モンターニョ。
しかし、4年後に離婚しています(ちなみに93年にはイタリア人のピアニストと結婚していますが3ヶ月で離婚しています)。

数年間所属いていたロイドのカルテットを脱退したのが85年。
同時に活動拠点をニューヨークに移し、ブルーノートとも専属契約を交わします。

再びフランスにもどったのが94年。この年、政府からレジオンドヌール勲章を贈られています。

1999年、在ニューヨーク中に肺感染症に冒され、マンハッタンのベス・イスラエル病院に入院するも、1月6日に亡くなりました。
享年36歳でした。

ペトルチアーニは、「20歳までしか生きられない」といわれていたそうですが、そんなこと意に介せず、常に新しい音楽、常に新しい演奏を探究しつづけました。

インタビューでは「プリンスともやってみたい」とも語っているほど、好奇心と才能あるミュージシャンとの共演欲求はひと一番強かった彼のこと、前向きに生きることに忙しく、自分の余命など考える暇などなかったのかもしれませんね。

最近では、ペデルセンとの共演したデュオ音源が発売されるなど、彼が遺し、まだ発表されていない音源はまだまだたくさんあることと思います。

ミロスラフ・ヴィトウスがベーシストを務めたピアノトリオの音源もあるはずなので、今は、その演奏の発表が待ち遠しいですね。


posted by 雲 at 22:00| 東京 不明| Comment(1) | TrackBack(0) | ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

放送第40回「ミシェル・ペトルチアーニ」(2)

ミシェル・ペトルチアーニのピアノの特徴は?
といえば、まずは、ピアノの音の芯、粒立ちの硬質さがありますが、彼のプレイから漂う情緒は、一貫してヨーロッパならではのエレガンスさに満ちているものが多いです。

それが顕著なのが、ゲストの妹尾美里さんオススメの『フラミンゴ』。



ヴァイオリン奏者のステファン・グラッペリとの共演で、グラッペリのヴァイオリンが流れ出た瞬間から、頬が思わず緩んでしまうリラックスナンバーが目白押しなのですが、単に緩んでそれでお終い!といったゆる〜いBGMで終わらないところはさすが。

それは、リラックス&ほのぼのとしたグラッペリのヴァイオリンと、常にどこか緊張感をも携えているペトルチアーニのピアノが、互いを邪魔することなく、良いバランスで引きたてあっているところがミソなのだと思います。

このリラクゼーションと、きちんと向かい合っても手ごたえのある音楽的内容のバランスが素晴らしい演奏は、さすがミュージシャンならではの視点で選ばれたアルバムだな、と思った次第。

ベースがジョージ・ムラーツ、ドラムスがロイ・ヘインズ。
この一流リズムセクションによる効果も大きいですね。


楽しい内容で、かつ「聴けるピアノ」を楽しめるアルバムとしては、『ミュージック』もお勧めしたい1枚です。




マイルス・バンドにも在籍したアダム・ホルツマンのシンセも目立たないながらもいい味出しています。
posted by 雲 at 22:00| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ジャッキーズ・バッグ』ジャッキー・マクリーン

アルトサックス奏者、ジャッキー・マクリーンの『ジャッキーズ・バッグ』評をアップしました。⇒こちら

posted by 雲 at 21:00| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする